インクジェット印刷とは?
- クリアケース マメ知識
インクジェット印刷とは
インクジェット印刷についてみなさんご存知でしょうか?
インクジェット印刷とは、言葉通り、インクをシートに吹き付けて印刷する方法です。
ご家庭でもインクジェットプリンターを使われている方が多いと思います。
開伸では、PETケースに印刷ができるインクジェットプリンターを導入しております。
その為、『製品の試作段階で、どのような印刷になるのか見てみたい!』と思われたお客様がおられましたら、こちらのインクジェットプリンターで印刷してサンプルをお送りできます。
量産印刷機ではございませんので色の出方などが若干異なり、色校正はできませんが、印刷仕上がりの雰囲気をご確認いただくことができます。
!注意!
量産印刷機とは、印刷手法も使用インクも異なりますので、色の出方も異なります。
(データ上では同じ色設定になっていても、印刷後の見た目は、違う色合いになります)
また、ご相談いただけましたら、別途料金は発生しますが本製品用の機械での試作も可能です。
お気軽にお問い合わせください。
インクジェットサンプル作成方法
では今回は、開伸でどのようにインクジェットプリンターでサンプルの印刷をしているかお伝えしていきたいと思います。
開伸ではVersaUV LEF-20というインクジェットプリンターを使っています。
基本的には、Illustratorで印刷データを作成し、そのデータをソフトウェアに取り込んで印刷します。
その過程をお伝えしていきます。
手順① デザインデータを準備
印刷する際に大切なのが、表印刷か裏印刷のどちらなのかです。
ケースの外側に印刷するのが表印刷、内側に印刷するのが裏印刷です。
プラスチック素材は紙素材と比べて印刷の色が出づらいです。その為、印刷の色の層の一番下に白を引きます。『白い紙を敷いてからインクをのせる方が色が鮮明に出る』ようなイメージです。
表印刷の場合、最初に白を敷いてから上に色をのせていきます。
裏印刷の場合、色をのせてから最後に白を被せます。
こういった印刷に備える為に、イラストレーターのデータを白とそれ以外に分けて、ソフトウェアに取り込みます。
手順② プリンター立ち上げ
インクジェットプリンターの電源を入れて、立ち上げます。
シートを天板に乗せ、バキュームボタンを押し、シートを真空状態にして固定します。
シート板の高さを設定し、インクの臭いを吸収する機械を作動してから、白色→その他の色、又はその他の色→白色の順番で印刷します。
細かい設定等はありますが、大体このような流れでインクジェット印刷をします。
デザイン検討にあたり、クリアケースにデザインを載せたときのイメージが知りたい!全体の雰囲気をみたい!というお声がありましたらぜひご相談ください。
サンプル作成について、お気軽にお問合せ下さい。