キズ抑制・静電気抑制加工
- クリアケース マメ知識
今回はプラスチックケースの性能面での魅力をお伝えしていきたいと思います。
なぜ表面加工が必要なのか
クリアケース製造時、表面にキズ抑制加工・静電気抑制加工を行っています。
こちらの加工が生まれたきっかけは、透明ケースはキズが目立つパッケージだからです。
開伸のクリアケースはPETという透明度の高いプラスチック素材を使用しています。PETは中身である商品がクリアに見えて美しいこと、再生可能であり環境に優しいことなどの長所がありますが、透明度が高い分、キズが目立ちやすいのです。
特に輸送中の傷は対処がしづらく、長年の課題となっていました。
キズをゼロにすることは難しいですが、少しでも発生を抑えるためにキズ抑制加工を行っています。
キズ抑制加工
輸送時にケース同士が擦れてキズつかないように、目には見えないキズ抑制剤を吹き付けています。
この抑制剤は自然由来のもので高い安全性を持っており、お客様も安心して使用いただけるものになっております。
また、特許技術である縄文罫線により、ケースの角が膨らまずスマートに仕上がります。
膨らみが無くなることで、輸送時の擦れキズも大幅に軽減されます。
縄文罫線に関しては過去のブログ(魅惑のシャープケース 全3回)でお伝えしております。
静電気抑制加工
プラスチックシートは本来、帯電性という静電気をためやすい性質をもっております。
この帯電性によりゴミやほこりが付着するのを抑制するために、弊社では特殊加工を施しています。
静電気抑制加工によって、さらに商品同士の密着(ブロッキング)をも抑制するため、上記のキズ抑制加工とあわせてよりキズ・埃の付きにくいクリアケースを生産することができます。
キズ抑制加工と静電気抑制加工は、すべての商品に対して加工を実施しています。
利用される商品の特性や、ケース形状に合わせて加工の強弱の調整を行っています。
透明度が高いので中の商品がキレイに見えます。
まとめ
ケースをよりキズなく綺麗にみせるために、独自のキズ抑制・静電気抑制加工を行っています。
無料でサンプルをお送りすることも可能です。お気軽にお問合せ下さい。