魅惑のシャープケース【第2回/全3回】
- クリアケース マメ知識
当社独自の特許技術によって生産される”シャープケース”の最大の特徴である「縄文罫線」をご紹介させていただくシリーズです。
当社のクリアケースことシャープケースは、ほかのクリアケースにくらべ、組み立て「しやすい」&「きれいに」組み立てられることが、際立って良い点になります。
今回は見た目ではわからない縄文罫線の特徴についてお伝えします。
見えないところで差が出る
普通のクリアケースしか使ったことがない?
人には思い込みというものがあります。同じく、クリアケースにも思い込みがあります。
クリアケースは、硬い、反発がある、アッセンブリしにくいなど、裏表がない見た目と裏腹に、抵抗感をお持ちの現場の方が多いように感じます。
シャープケースは、普通のクリアケースとの”違い”が、何も見えません。見えないように作っています。
ですから、実は「感じてほしい」パッケージです。
組み立てやすさ2~5倍
縄文罫線は、パッケージの組み立て、商品を詰めるアッセンブリのタイミングで、その良さを実感いただくことがあります。
アッセンブリについて詳しくはこちら→→→
お客様の利用されていた過去のクリアケースと比較して、驚きと一緒に、「すごく組み立てしやすい」とわざわざお声掛けいただくこともあります。
多くは語りません。実感に勝るものはないということで、サンプルを組み立てていただければと思います。
ぜひ一度資料のご請求をください。無料です。
複雑なカタチ&組み立てに慣れていない方でも…
企画部が持ってきたパッケージは、なかなかややこしい形状をしている。
それに、箱詰めは経験のないスタッフ中心だ。アッセンブリの作業時間は延ばせない。どうする…。
デザイナー希望のパッケージを現場に渡したら、何か言われるかな。
納期の問題…コストアップにつながるかも…。でも、このデザインで発売したいし、お店に並べたい。無理でもお願いするしかない…。
商品づくりをされていて、悩まれている方は多いはず!
特にクリアケースは、作業時間や作業工程が増えて、時間がかかっていると、感じていませんか?
縄文罫線は、そのようなお客様の悩みに、専門メーカーの技術で、物理的に解決を提案します。
例えば、当社の規格品のT-BOXケースを組み立ててください。ほかのパッケージでは真似できません。
カタチではありません、組み立てやすさのことです。
T-BOXのような組み立てが複雑そうなパッケージであっても、シャープケースで用意すれば、時間短縮が可能です。
シャープケースは、自動でパッケージングをおこなうための機械(カートナー)対応できるクリアケースです。
加えて、作業に慣れていない方でも、きれいなパッケージが、簡単に、ストレスなく作ることができます。
流れ作業では、一部の作業工程の遅れが製品の滞留を発生させて、全体の遅れにつながります。
箱の組み立てがネックになっていませんか?スピードの落ちる作業の底上げに「縄文罫線」を使用してみてください!
実際にどれだけ作業時間を短縮できるのかは第3回で詳しくお伝えします。
カートナー対応
シャープケースは、自動でパッケージングをおこなうための機械(カートナー)対応できるクリアケースです。
(※ここだけの話、カートナー対応できるクリアケースは、非常にレアです。この記事を読んでいただいた方はラッキーです。人生でそうそうお目にかかることはないです。クリアケース&カートナーは「シャープケースの開伸」と覚えてください。)
一日何万何十万と大量生産される商品は、短時間で自動的に箱詰めまで行うことが求められます。
この要望にこたえるために生み出されたのが縄文罫線になります。
機械の繊細なチカラ加減に対応し、折り曲げ性能にブレなく同一の製品を大量提供できる、ここにモノづくりの技術を詰め込んでいます。
もちろんですが、手作業で箱詰めされる場合も、その機能性は効果を発揮します。
カートナーも、手作業も、縄文罫線の活用の目的は、製造時間の短縮です。
厚みのあるケースの需要
皆様は0.4mm厚、0.5m厚のPETシート触ったことはありますか?まるでノートに挟んで使用する下敷きです。
さて、突然ですが、イメージタイムです。想像してみてください。
厚い下敷きが
①きれいにまっすぐ、②それも簡単に、③折り目にそって、④折り紙のように折ることができる。
感じてもらえたでしょうか。それが、縄文罫線です。
事実、縄文罫線は、0.4mm、0.5mmといった厚手のシートに採用していただきます。
理由は様々ですが、工業製品の保護、重量物を入れるため、高級感を演出するため、などご要望は様々かと思います。
縄文罫線は、厚手のシートの機能性を活かしながら、デメリットである組み立てが非常に難しい点を解決することができます。
(※ですが、はっきりともうしあげますと、0.4mm以上のシートは曲げるものではありません。作業で手を痛めるか、根気を使い果たすか、どちらにしてもお勧めしません。。。)
もし仮にその必要性が出てきたときは、開伸にお声がけください。こっそりと解決方法をお教えします。実例→0.5mmシート加工製品